不動産私募ファンドに関する実態調査 2013年7月 〜調査結果〜
※最新の調査結果は、「私募ファンド市場動向」をご覧ください。
- 調査対象:国内不動産を対象に不動産私募ファンドを組成・運用している不動産運用会社
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不動産私募ファンドの市場規模はグローバルファンドを含めて16.7兆円
- 不動産取引市場の好調を背景に売買取引が活発化し、既存ファンドの物件売却が各社で増加した結果、運用資産額を減少させた運用会社が多数あった。加えてグループ会社が運用するREITを新規上場させ私募ファンドから物件譲渡したケースも見られた。2013年1-6月において新規のファンド組成も行われたが、物件取得額は限られており、結果として私募ファンドの運用資産残高は減少した。
- しかしながら不動産エクイティ投資家の投資意欲は著しく高まっており、特に海外資金による日本不動産への投資が増えると多くの不動産運用会社が見ている。
- デット資金調達環境は引き続き良好であり、2013年1-6月に組成されたファンドの平均LTVは不動産取得額ベースで70%を超えている。
(※)グローバルファンド・・・日本以外の国も主要投資対象とするファンドとして、当社が定義。
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