SMTRI J-REIT Index®用途別インデックスの追加算出・公表開始について
~ J-REIT市場の運用資産と上場銘柄の多様化に伴って ~
三井住友トラスト基礎研究所では、2004年10月から、J-REIT市場の投資パフォーマンスを分析・評価するベンチマークとして、SMTRI J-REIT Indexを算出・公表してまいりました。この約10年間で、J-REITの運用資産額は当時の1.9兆円から2014年6月末の約11.9兆円へ拡大し、投資対象もオフィスを中心としながら、住宅・商業・物流・ホテルなどへ用途の多様化が進んでいます。とりわけ、2012年以降、オフィス系以外の銘柄の新規上場が相次いでおり、セクター別のパフォーマンスを把握するニーズが高まっています。
こうしたなか、三井住友トラスト基礎研究所は、このたび従来のSMTRI J-REIT Indexシリーズの「総合インデックス」、「オフィスインデックス」と「住宅インデックス」に加え、新たに「商業インデックス」、「物流インデックス」、「複合インデックス」の三つのサブインデックスを算出・公表することといたしました。これにより、J-REITセクター間のパフォーマンス比較やリスク・リターン分析が可能となり、投資家の多様な運用ニーズおよびポートフォリオの最適化戦略の一助になるものと考えております。
今回新たに追加した三つのサブインデックスは、2012年末を算出基準日とし、従来のSMTRI J-REIT Indexと同様に、時価総額、配当込指数、配当なし指数、予想配当利回り から構成されています。また、これまでと同様に当社ホームページにて公表いたします(毎月初に前々月末までのデータを公表)。
※SMTRI J-REIT Index®ページはこちらをご覧ください。
ニュースリリースの全文はPDFファイルをご参照ください。