「不動産投資に関する調査 2017年」 -調査結果-
調査結果 要旨
- 回答のあった年金基金の83%、機関投資家の87%がオルタナティブ商品への「投資実績あり」と回答した。
- 現在、不動産投資を実施している投資家に対して、不動産投資を行う理由について質問したところ、「安定的なインカムゲイン(分配金)の確保」が最多となり、次いで「分散投資効果」となった。オルタナティブ投資を行った理由では「分散投資効果」との回答が最多で、「安定的なインカムゲイン(分配金)の確保」は3番目に多い回答であった点と比較すると、不動産投資に際しては、安定的なインカムゲインを期待する投資家が多いことがうかがえる。
- オープンエンド型不動産私募ファンド(いわゆる私募REIT)の検討状況については、機関投資家に大きな変化は見られなかった一方で、年金基金では「既に投資している」という回答割合が毎年堅調に増加しており、本アンケート調査開始以降初めて「名称を聞いたことがあるが、何も検討していない」との回答を上回った。マイナス金利の導入等による資金運用難により、私募REIT投資が加速している実態を垣間見ることができる。
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過去の調査結果
- 「不動産投資に関する調査 2016年」 -調査結果-(2016年12月12日)
- 「不動産投資に関する調査 2015年」 -調査結果-(2015年11月30日)
- 「不動産投資に関する調査 2014年」 -調査結果-(2014年12月22日)
- 「不動産投資に関する投資家アンケート調査 2013年」 ~調査結果~(2013年12月24日)
- 「不動産投資に関する投資家アンケート調査 2012年」 ~調査結果~(2012年11月21日)