中古マンション価格の経年減価率:鉄道沿線別比較(2013年 首都圏)
<要約・概要>
- 中古マンションの取引事例を分析した結果、首都圏の鉄道路線の中で沿線マンション価格の経年減価率が最も小さい鉄道路線は、シングル・コンパクトタイプでは東急東横線(東京都内の駅)となった。
- 一方、ファミリータイプでは都営新宿線(東京都内の駅)の経年減価率が最も小さい結果となったが、上位路線間の差は非常に小さい。なお、近年は東京都内の鉄道沿線が上位を占める傾向にある。
- シングル・コンパクトタイプとファミリータイプを同一路線で比較すると、シングル・コンパクトタイプの方が平均して0.8%ほど経年減価率が大きく、需要層の築浅選好がより強いと解釈できる。
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