「非上場オープン・エンド型不動産投資法人」現状整理と将来動向に関する考察②
<要約・概要>
非上場オープン・エンド型不動産投資法人(以下、「私募REIT」)は、2016年2月時点において16銘柄が運用を行っており、これらの資産規模の合計は1兆4,000億円を超過したものと推計される。
私募REITは設立母体の多様化も相俟って、将来的な銘柄数は20前後にまで増加、2020年における資産規模は4兆円程度まで伸長するものと思われる。
今後、私募REITにおける多様化は、設立母体だけでなく、投資戦略・運用方針といったファンドそのもののコンセプトについても必要になると思われ、これが更なる市場規模の拡大に繋がるものと考える。
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