【海外不動産レポート】
フィリピン:BPO産業が牽引するオフィス需要

海外市場調査部 副主任研究員   安田 明宏

<要約・概要>

  • フィリピンのBPO産業が好調である。背景には、英語人材に対する需要や人件費の安さなどがある。オフィス需要を支える存在として注目が集まる。
  • 最もホットなオフィスエリアであるBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)では、オフィスの新規供給が相次ぐ一方、BPO産業がオフィス需要を牽引している。BGCは、BPO産業からのオフィス需要の変化を映し出す鏡として捉えることができよう。

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