不動産市場・トピックレポート
不動産クラウドファンディングの動向と不動産STOの普及に向けた動き

私募投資顧問部 上席主任研究員    米倉 勝弘

要約・概要

 近年、少額から不動産投資に参加できることで不動産クラウドファンディングを利用する個人投資家が増加している。また、投資家間で売買される流通市場(セカンダリ市場)の形成も見据えて、不動産STO(Security Token Offering)を適用したファンドの事例も出てきている。本レポートでは、不動産クラウドファンディングの動向をまとめたうえで、不動産STOの適用が投資家に与えるメリットと今後の展望について考察する。

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